KREVA 20周年プロジェクト 原書展示販売会「ラッパーと紙とペン」

KREVA原書展示販売会
WORKSグッズ宣伝美術

渋谷PARCOのGALLERY X BY PARCOで開催されたKREVA20周年記念プロジェクト 原書展示販売会「ラッパーと紙とペン」において、宣伝美術とグッズデザインを担当しました。ビジュアルの企画段階から参加し、アイディエーション、コンセプト設定、デザイン、モック作成、そして印刷ディレクションまで一貫してリードしました。このプロジェクトにおける主な役割は以下の3点です。

1. 相反するコンセプトの統合
2. 空間やテーマと一体化したディレクション
3. グッズの企画提案と実行

1. 相反するコンセプトの統合
ビジュアル制作においては、KREVAさんから提示された「上質、上品さ」「美術館のようなイメージ」という格式高い要望と、「ハイソサイエティになりすぎない」「受け止めやすいポップさ」という親しみやすさの要望を、デザインの力で統合することが最大のミッションでした。

聞き馴染みの無い「原書」というワードにイメージを与えるため、KREVAさんの原書を視覚的に再構成するコラージュビジュアルをメインに採用。これにより、原書自体の理解、原書のもつ重厚感とアートとして昇華されたポップさを両立させました。また、アイキャッチとして、英字タイトル「RAPPER,PAPER&PEN」のロゴを作成し、展示会の統一したアイキャッチとしてメインビジュアルの他、会場入口やグッズなどにも使用しています。

2. 空間やテーマと一体化したディレクション
展示会のテーマである「リリックが生まれる瞬間」を表現するため、衣装もディレクションしています。リリックフレーズを書き留めるプライベートな時間に寄り添い、アーティストであるKREVAさんとは異なる、部屋着のようなリラックスした衣装を選択。「創造の瞬間のリアルさ」を捉えることで、ファンに対して特別な共感と期待感を与えるビジュアルに仕上げ⁨⁩ました。結果として、SNSで好意的なコメントが寄せられ、KREVAさんのブランド力と共に初日から会場規制がかかる反響の大きなイベントとなりました。

3. グッズの企画提案と実行
グッズにおいては、既に決定していたグッズのラインナップに加え、追加提案とモック作成を主体的に行い、デザインから印刷ディレクションまでを担当しました。宣伝美術の世界観と連携させつつ、展示会でしか手に入らない付加価値の高い商品化を実現しました。結果として、グッズの9割が完売する結果となりました。

https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=1644

Credit
Client:株式会社KOUJOUSHIN、株式会社ナターシャ
Art Direction:KREVA
Design:阿部 雅幸
Photograph:後藤 倫人
Styling:藤本 大輔
Hair and Makeup:結城 藍